自由持ち 必須のお金の知識 資産管理 運用 実践編②

msgd.galaxy@icloud.com

どうも皆様 MSと申します。

さあ、今回は自由持ち 
必須のお金の知識 資産管理、運用 実践編②です。

前回は基本的なことを書かせて頂きました。

消費 浪費 投資 家計管理 固定費の見直し
消費と浪費の考え方 収入と支出の管理といった
基礎的な内容でした。

前回の記事はこちら
自由持ち 必須のお金の知識 資産管理、運用 実践編①

ここは断言させていただきますが
守りができていない人は、お金はなかなか貯まりません。

守りは再現性が高く、本気で取り組めば
誰でも成果を出しやすい分野だと私は考えています。

だからこそ、知らないまま、あるいは何もしないままで
いるのは非常にもったいないことです。

まだご覧になっていない方は
ぜひ先に実践編①から読んでみてください。

そして今回は、その次のステップである
「資産運用」にフォーカスしてお話ししていきます。

資産運用も、守備と同じくらい大切です。

私は、守備と資産運用、この2つをしっかり学んで実践できれば
お金に関する大きな失敗はかなり防げる
と思っています。

そして、ここでもやはり大切なのは、

「なぜそうなのか?」を、自分の中でしっかり
腹落ちさせることです。

なぜなら、資産運用のゴールは、基本的に
超長期を見据えたものだからです。

自分が理解していない道を、何十年という長い時間を
かけて歩き続けることはできるでしょうか。

私は難しいと思います。

だからこそ、「過去の自分に伝えるなら、どう伝えるか。」

そんな視点で、できるだけ分かりやすく
そして本質が伝わるように書いていきます。

最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

それではいきましょーー!!

※本記事は特定の商品の勧誘ではなく、私個人の考えと体験の共有です。
投資は元本保証がなく、最終判断はご自身の責任でお願いします。

金融投資  お金にも働いてもらう。

自己投資や種銭の土台ができたら
次が金融投資のフェーズです。

いわゆる「資産運用」です。

資産運用を始める前に大切なこと3つを
お話しさせて頂きます。

複利

ひとつめは複利です。

複利とは、元本だけでなく、それまでに得た利益にも
さらに利益がつく仕組みです。

増えたお金が、また次のお金を連れてくる。
時間をかけるほど、雪だるま式にふくらんでいきます。

だから、早く始めること自体が、有利なんです。

味方につければ
これほど頼もしいものはありません。

複利を使うとどれくらい増えるのか?
たとえば、100万円を年利5%で運用したとします。
10年後、約163万円。
20年後、約265万円。
30年後、約432万円。
元手は100万円のまま。

何もしていないのに
30年で4倍以上です。

ポイントは、年数が後半になるほど、
増え方が加速すること。

最初はゆっくり、後半で一気に伸びる。

これが、雪だるまが転がりながら大きくなる
現象と似ていると言われる所以です。

だからこそ、一日でも早く始めた人が
有利ということになります。

複利は、どうやったら受け取れるのか

ここが、一番知りたいところですよね。

まず大事なこと。
複利は、ただ銀行にお金を預けても
今はほとんど受け取れません。

なぜなら、今の銀行預金の金利は
ほぼ0%だからです。

昔は預金の利息だけでも複利が効きましたが
今は雀の涙。

では、どこで複利を受け取るのか。

代表的なのが、株式と投資信託です。

ひとつ目は、株式です。

株を買うと、会社が利益を上げたときに
配当金を受け取れる場合があります。

その配当金でさらに株を買い増すと
次はより多くの配当金を受け取れる可能性があります。

このように、利益を再投資して
利益を増やしていくことが
株式で複利効果を得る代表的な方法です。

ふたつ目は、投資信託です。

これは、たくさんの株がひとつにパック
された商品です。

中でも全世界株は
世界中の株にまとめて分散できます。

しかも、利益を自動で再投資してくれる
タイプが基本です。

ほうっておくだけで、複利がコツコツ働き続けます。
いちばん手軽に複利を受け取りやすいのが
この方法です。

そして、NISAという制度を使えば
その利益にかかる税金が、ゼロになります。

複利で増えたお金を、まるごと自分のものにできる。

国が用意してくれた、ありがたい器です。

まとめると、複利を受け取る手順は、たった3つ。

株や投資信託を買う。
出た利益や配当を、また投資に回す。
そして、長く、触らず、続ける。

派手なテクニックは、ひとつもいりません。
ただし、ひとつ忘れてはいけないこと。

株や投資信託は、値下がりすることもあります。

預金とちがって、元本は保証されません。
だからこそ、人にすすめられるまま買うのではなく、

自分が理解できるものを、自分で選ぶ。
それが大切な姿勢です。

もう一つ大切なこと。
それは、高金利の借金をしないことです。

複利は、味方につければ頼もしいパートナーですが
使い方を間違えると、お金は反対方向へ進みます。

その代表が、リボ払いやカードローンです。

高い利息が積み重なり、返済が長引くほど
支払う金額は雪だるま式に増えていきます。

気づけば、元の借りた金額より
ずっと多くのお金を支払うことになります。

複利は資産を増やすために使うもの。
高金利の借金は、あなたの資産形成を大きく妨げます。

だから、高い金利の借金は基本的に絶対にしない。

もししている人は、どんな投資よりも先に返す。

これが鉄則です。

わかりやすいシミュレーションしてみました。

毎月3万円を、10年間だけ積み立てる。
元本は360万円。

これを20歳で始めた人と、
35歳で始めた人。
年利7%で運用して、65歳の時いくらに
なっているのか?

結果はこちら。

35歳で始めた人は、約2,000万円。
20歳で始めた人は、約5,500万円。

同じお金、同じ期間、同じ商品。

始めた歳が15年違うだけで、
3,500万円の差がつきます。

つまりこういうことです(笑)

やはり時間こそ最大の武器です。

複利を動かすのは、金額と時間です。
大きい金額をベットするのは
中々難しくても、早く小額からでも
投資することは誰にでも出来ます。

なるべく早く複利の力を借り始めて
長く続ける。

これが再現性の高い戦略です。

長期、積立

短期で値動きを当てにいく投資は
プロでも難しい世界です。

一方で、過去の米国大型株(S&P500)の
歴史的データでは、配当を再投資したトータルリターン
(名目リターン)で見ると
15年以上のローリング保有期間において
マイナスとなった例は確認されていません。

※ローリング保有期間とは
いつ投資を始めても、一定期間保有した場合の成績を
開始時期をずらしながら調べる方法です。

例えば20年のローリング保有期間なら
2000年~2020年
2001年~2021年
2002年~2022年
2003年~2023年
というように、20年間の成績を1年ずつ
ずらして比較する方法です。

これにより、一度きりの結果ではなく
長期投資がどれくらい安定した成果を出してきたかを
客観的に確認できます。

長く保有するほど、一時的な暴落や景気後退の
影響は時間によってならされ
企業の成長と経済発展の恩恵を受けやすくなります。

もちろん将来を保証するものではありません。

しかし、私は人類はこれからも技術革新を続け
経済は長期的に発展していく
というシナリオを信じていますし
それがメインシナリオです。

だから私は、短期の値動きに振り回されるのではなく
10年、20年という長い時間を味方につける投資
選んでいます。

資産を必要以上に危険にさらさず、ゆっくり増やす。
そして淡々と積み立てる。

これが最適解です。

分散

ひとつに集中せず、世界中に広く分けて持つ。

投資の格言に
「卵を一つのカゴに盛るな」
という有名な格言があります。

もし一つのカゴにすべての卵を入れていて、
そのかごを落としてしまえば、すべての卵が割れてしまいます。

しかし、複数のかごに分けて入れておけば
一つを落としても残りの卵は無事。という
投資にもビジネスに使える格言です。

一つの会社、一つの国、一つの資産だけに
集中して投資すると、その対象が大きく値下がりしたとき
資産全体が大きなダメージを受けます。

そこで大切になるのが分散投資です。

世界中の企業へ幅広く投資すれば
一部の企業や国が不調でも、他の企業や国が成長することで
リスクを抑えることができます。

基本どこかが下がれば、どこかは上がるものです。

長期スパンの話でも
どこかが下がったら、別のどこかが支えてくれます。

この「複利 × 長期 × 分散」を
主軸とした投資方法を強くおすすめしております。

投資を始める心構え

投資を始めると、資産が増えていく場面もあれば
大きく下がる場面もあります。

そんな時こそ、欲や恐怖に流されないことが大切です。

私が心からおすすめしたい『バビロン大富豪の教え』には
こんな教えがあります。

「理解できないものに、お金を投じてはいけない。」

私は、この言葉が資産運用の本質だと思っています。

値上がりしているから買う。

みんなが買っているから買う。

もっと儲けたいから買う。

こうした感情だけで判断すると
長期投資は続きません。

大切なのは、自分が投資する対象を理解し
納得したうえで投資することです。

そして、資産が増えても欲を出しすぎず
下がっても慌てず、最初に決めた方針を守り続けること。

資産運用は、相場との戦いではありません。

自分の感情との付き合い方が最も重要だと私は考えています。

なぜ資産運用をするのか

資産運用をする目的は、主に3つあります。

① 余剰資金を最大化すること。
② 老後資金を確保すること。
③インフレに対応させること。

まず、前提として知っておいて
ほしいことがあります。

世界経済は、毎年約2%のインフレを
正常な状態として動いています。

つまり、何もしなければ
お金の価値は少しずつ下がっていきます。

例えば100万円を銀行に預けたままにすると
10年後には現在の約82万円相当の価値になる計算です。

貯めるだけでは、お金は守れません。

なのでリスクを取りながら資産運用で対応します。
とは言っても、難しく考える必要はありません。

私がおすすめするのは、新NISAを利用してオルカン
(全世界株式インデックスファンド)を
毎日コツコツ積み立て、長期間保有することです。

やることはとてもシンプルです。

  • 毎日積み立てる。(積立毎日設定)
  • 長く持ち続ける。
  • 目的以外では売らない。

基本はこれだけです。

必ず知っておいた方が良い話

トマ・ピケティの 「r > g」 の話です。

難しく見えますが、意味はとてもシンプルです。

  • r(資本収益率):株などの投資からの利回り(平均4-7%)
  • g(経済成長率):GDP成長や賃金上昇率(長期平均1-2%)

資本を持ってる人は自動的に富が増え続ける一方
労働所得だけの人(g側)は追いつけません。
結果、永遠に格差が拡大し続ける仕組み。

そして歴史的に見ると、ほとんどの時代で
資本の増える速さは、社会の成長より速い。
ということです。

つまり――

資産を持つ人は、時間とともにさらに有利になる。
労働だけの人は、どんどん差が開いていき徐々に苦しくなっていく。

ここで過去の自分に言いたいのは
たった一つ。

「とにかく早く、小さくてもいいから株式資産を持ちなさい」
です。

積み立てNISAで インデックスファンドをこつこつ
積み立てる。それだけでいいのです。

そして、ほうっておく。

頻繁に売ったり買ったりせず積み立て続けるだけ。
決して触らない。

ほうっておく理由がこちら

サルがプロに勝った実験

ウォール街ジャーナルが1980年代にやった
「ダーツ投げ対決」では、新聞の株価欄に
ダーツを投げた「サル軍団」

(実際は人間が代行)が
選んだ株と、プロのファンドマネージャーの
選んだ株を比較。

9年間の結果、サル側が勝った回数が
55%でプロの47%を上回り、平均リターンもサル有利。

プロの分析も結局ランダム運に負ける証明になりました。

死んだ投資家がトップ成績

「最も成績の良い口座は、亡くなった人と
口座のことを忘れていた人だった」

アメリカの運用業界には、そんな有名な逸話があります。

理由は単純です。

売買せず、保有し続けただけ。

手数料ゼロ、感情ゼロ。

「ほうっておく」が最強であることを物語る話です。

最高の10日間を逃すと、リターンは半分になる

「暴落が来たら、一度売って様子を見よう」
そう考える人は、多いと思います。

でも、これをやると大変なことになります。

有名な分析があります。
20年間、株式市場に投資し続けた場合と
そのうち「最高の10日間」だけを逃した場合を比べると
リターンは、ほぼ半分になってしまうのです。

たった10日です。
20年は、約7,300日あります。
そのうちのたった10日を逃すだけで、成果が半減する。

しかも、たちの悪いことに
その「最高の日」は、暴落の直後に
やって来ることが多い。

つまり、怖くなって売った人は、
一番おいしい日を、確実に逃すのです。

いつ来るか分からない10日のために
できることはひとつ。

市場に、居続けること。
だから、売らずにほうっておくのです。

ボーグルの愚行

インデックスファンドには
面白い誕生秘話があります。

1976年、ジャック・ボーグルという人物が

世界で初めて、個人向けのインデックスファンドを作りました。
そのとき、ウォール街のプロたちは大笑いしました。

「市場の平均点を狙うなんて、敗者の発想だ」
「誰が平均で満足するんだ」

そして、この商品にこんなあだ名を付けました。
ボーグルの愚行、と。

それから約50年。
その愚行と呼ばれたインデックスファンドは、
世界中の投資の常識になりました。

ボーグルが創業したバンガード社は
世界最大級の運用会社に成長しています。

あのバフェットは、
ボーグルをこう評価しています。

「アメリカの投資家に、最も貢献した人物」

プロが笑った平均点は、
結局、ほとんどのプロを打ち負かしました。

平均を買って、ほうっておく。
それは負けの戦略ではなく
歴史が証明した、勝ちの戦略なのです。

72の法則

覚えておくと一生使える数式をひとつ。
72の法則といいます。

72を利回りで割ると、お金が2倍になる年数が分かります。
年利7%なら、72÷7で約10年。

10年で、お金が2倍になる計算です。
そして複利なので、そこで止まりません。

20年で4倍。
30年で8倍。
一方、銀行預金の金利0.3%だと、72÷0.3で240年。
2倍になるのに240年かかります(笑)

具体的な実験とデータ

長期追跡調査:1960年代以降のミューチュアルファンド
(プロ運用)のデータを20年以上分析。

結果、プロ投資家の90%以上がS&P500インデックス
(市場平均放置)を下回る
結果に。

手数料と売買頻度がリターンを削る主因とのこと。

インデックスを買って放置 それだけでOKです。
基本平均リターンが7%。たった7%ですが
されど7%です。

やるやらないは雲泥の差になりますが、買い続けて放置し
自分のビジネスに脳のリソースを全て使う

これが最適解だと言い切ります。

おすすめ証券会社

SBI

国内最大級のネット証券です。
投資信託・国内株・米国株・ETFなど取扱商品が非常に豊富で
手数料も低く、多くの投資家に選ばれています。

NISAとの相性も良く、長期投資をする方におすすめです。

楽天

操作画面が分かりやすく
初心者でも始めやすいと言われている
ネット証券です。

楽天ポイントを使った投資や、楽天カードによる
積立投資との相性が良く、楽天経済圏を
利用している方におすすめです。

正直なところ、SBI証券・楽天証券のどちらを
選んでも大きな差はありません。
どちらもNISAに対応しており、
商品ラインアップや手数料も充実しています。

客観的な事実をまとめると

国内トップクラスの利用者数と実績手数料が業界最低水準

NISA・投資信託・米国株・ETFなど商品が充実

初心者向けの情報が圧倒的に多い

将来やりたい投資が増えてもそのまま使い続けられる

強いこだわりがなければ、
SBI証券か楽天証券のどちらかを選べば十分です。

ちなみに、私はSBI証券・楽天証券の両方の
口座を持っています。

NISAはSBI証券を利用しています。
決め手は特別な理由ではなく
最終的には直感でした。

実際に使ってみると、
SBI証券はブラウザ画面に少し昔ながらの
印象がありますが、アプリは機能が充実していて
使いやすいと感じています。

一方、楽天証券はブラウザ画面やUIが見やすく、
全体的に新しい印象があります。

なお、私が楽天証券を開設した一番の理由は
当時SBI証券では購入できず
楽天証券でしか取り扱っていない
銘柄があったからです。(笑)

どちらを選んでも大きな差はありませんので
迷ったらSBI証券または楽天証券を選んでおけば
長く安心して利用できると思います。

NISAとは?

NISA口座は、1人につき1つだけ。
すべての金融機関を通じて、1口座しか持てません。

NISAを開設すると「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の
2種類の枠を貰えます。

どちらも、運用で得た利益(値上がり益・配当金・分配金)に
通常かかる約20%の税金が非課税になる
とてもお得な制度です。

1人あたり生涯で投資できる上限

新NISAでは、生涯で投資できる上限は1,800万円です。
このうち、成長投資枠で利用できるのは
最大1,200万円まで
となっています。

一方で、つみたて投資枠だけを利用する場合は
生涯投資枠1,800万円すべてを積み立てることが可能
です。

つみたて投資枠

証券会社で、金融庁が定めた基準を満たした
長期・積立・分散投資に適した投資信託など

購入するための枠です。

主な特徴

  • 年間投資枠120万円
  • 積立投資が基本
  • 購入できる商品は金融庁が選定した投資信託など
  • 初心者でも利用しやすい

代表的な商品

  • オルカン
  • S&P500インデックスファンド

成長投資枠

証券会社で、投資信託だけでなく、国内株式・海外ETF
REITなど幅広い商品
を購入するための枠です。

主な特徴

  • 年間投資枠:240万円
  • 一括購入・積立購入どちらも可能
  • 個別株やETFなども購入できる
  • 投資の自由度が高い

代表的な商品

  • 国内株式
  • 米国ETF(VT・VOO・VTIなど)
  • 投資信託(オルカン・S&P500など)

ちなみに

投資口座の種類

投資口座には、「NISA口座」「特定口座」「一般口座」
の3種類があります。

NISA口座

運用で得た利益(値上がり益・配当金・分配金)
に通常かかる約20%の税金が非課税になる口座です。
まずはこちらを優先して利用しましょう。

特定口座

NISAの投資枠を使い切った後などに利用する
一般的な口座です。
利益には通常約20%の税金がかかりますが、
「源泉徴収あり」を選べば、証券会社が税金の計算から
納税まで行ってくれるため、基本的に確定申告は不要です。

一般口座

利益には約20%の税金がかかりますが
損益計算や確定申告を自分で行う必要があります
そのため、初心者の方が利用する機会はほとんどありません。

基本的な流れ

① NISA口座を最優先で利用する。
② NISAの投資枠を使い切ったら
特定口座(源泉徴収あり)で運用する。


こういうことになります。

iDeCoとは?

自分で積み立てる私的年金制度です。
掛金が所得控除の対象になり
運用益も非課税。

原則60歳まで引き出せませんが
老後資金を効率よく準備できる制度です。

2026年からは、iDeCoと退職金を両方一時金で
受け取る場合5年ではなく10年以上間隔を空けないと
退職所得控除を最大限活用しにくくなりました。

5年から10年伸ばされたのも大きいですが
政府が簡単にルールを変えてきた。という事実と
今後も簡単に変えれる。
という所が非常にマイナスです。

良い面としまして
退職所得をぶつけれなくても
受け取りは「退職所得」扱いになりますので
課税対象は2分の1です。
掛金が所得控除の対象になりますし
結果やはり有利は有利です。

非常に魅力的ですが
資金の自由度は大きく下がります。

ちなみにiDeCoの受け取り方は
3種類あります。

iDeCoの受け取り方(60〜75歳の間に開始)

① 一時金
全額を一括でドン。「退職所得」扱い
(さっきの半分課税のやつ)

② 年金形式(分割)
5年〜20年の間で期間を決めて
分割で受け取る。
受け取り回数も選べる
(年1回・2回・4回・6回など ※金融機関による)
こっちは「雑所得」扱い(公的年金等控除対象)

③ 併用(一時金+年金形式)
一部をまとめて受け取り、残りを分割。
※対応してない金融機関もあるので要確認

これを見るだけでもややこしいですよね(笑)

結論

積極的にやる必要はないと思っています。

お金がNISAに入れても余っているという方には
良いと思います。 

ですが
事業主にとっては60歳まで崩せない
積立はリスクが高い。

出口で考えることが多すぎる。

ルール変更を簡単にしてくる可能性が
ある。最悪の変更をされても逃げれない。

まずはNISA満額を目指しましょう。

なぜ投資信託?ETFとの違い

投資信託(非上場)

イメージ 注文して後から届くお取り寄せ

買い方「毎月1万円」など
金額を指定して自動でコツコツ積立ができます。

価格 1日に1回だけ決まります。

ETF(上場投資信託)

イメージ  市場でその場で買う生鮮食品

買い方 株と全く同じ。画面を見ながら
「今の価格で〇口買う」と自分で注文する。

価格  市場が開いている間
リアルタイムで常に変動する。

ほったらかしで自動積立したいなら 「投資信託」
値動きを見て自分のタイミングで
安く買いたいなら「ETF」

投資信託が向いている人 新NISAなどを活用して
毎月一定額をコツコツ自動で積み立てたい。

普段は価格の変動を気にせず、完全にほったらかしで
資産運用したいという人。

フローよりストックを重視したい方向け

ETFが向いている人 「相場の動きを見ながら自分のタイミングで指値
(価格を指定)して取引したい。
分配金を定期的に現金でちゃんと受け取りたい方。
ストックよりフローを重視したい方向け

基本は投資信託

理由はこちら

100円から1円単位で買える お小遣いレベルの少額から始められて、端金(はしたがね)を出さずに全額きっちり投資に回せる。

配当金を自動で全額使い切る 出た利益(配当)に税金を引かれることなく、自動で1円残らず次の投資へ回して雪だるま式に増やせる(複利効果)。

「高いときは少なく、安いときは多く」勝手に買う 毎月同じ金額を買うだけで、価格が高いときはセーブし、暴落したときはバーゲンセールとして大量に仕込める。

ここでいってる全世界株とは?

正式名称は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

投資信託の一種であるインデックスファンドです。

「本当にそれだけでいいの?」

そう思う方もいるかもしれません。

オルカンは2018年に設定された比較的新しい投資信託のため
長期の運用実績はまだ十分とは言えません。

そこで参考になるのが
オルカンの約6割を占めるアメリカ株です。

代表的な株価指数であるS&P500には
約100年という長い歴史があります。

その間には、

  • 世界恐慌
  • オイルショック
  • ITバブル崩壊
  • リーマンショック
  • コロナショック

など、数え切れないほどの暴落がありました。

それでも世界経済は成長を続け
S&P500も長期では右肩上がりで推移してきました。

過去の長期データでは、配当を再投資した場合
年平均約7〜10%前後
という高いリターンを記録しています。

もちろん、毎年必ず7〜10%増える
わけではありません。

上がる年もあれば
大きく下がる年もあります。

しかし、長い時間を味方につけることで
その波を乗り越えてきた歴史があります。

例えば、年率8%で運用できたと仮定すると

  • 100万円 → 約317万円(15年後)
  • 100万円 → 約466万円(20年後)になります。

後半になるほど増えるスピードが速くなるのは
複利という、お金がお金を生み続ける力が働くためです。

さらに興味深いのは、厳しい相場を
経験したケースです。

ITバブル崩壊やリーマンショックなどを含む
非常に厳しい期間から投資を始めた場合でも
20年以上保有するとプラスになったという分析があります。

仮に年率5%で運用できた場合でも、

100万円 → 約265万円

になります。
一方、長期平均に近い年率8%なら、

100万円 → 約466万円
まで増えます。

さらに好調な時代のように
年率10%前後で推移した期間では、

20年で約670万円
になったケースもあります。

もちろん、これはすべて過去の実績であり
将来も同じ結果になる保証はありません。

しかし、私が見ているのは利回りではありません。

約100年間、何度も暴落を乗り越えながら
成長を続けてきたという歴史
です。

私は未来を予測して投資しているのではありません。

過去約100年の歴史を信じて投資しています。

そして、そのアメリカを約6割組み入れながら
世界中の国々へ分散投資できるのがオルカンです。

つまり

アメリカの成長を軸にしながら
世界全体の成長にも投資できる。

これが、私がオルカンを選ぶ理由です。

ここで大切なのは、「絶対に儲かる」
と思って投資することではありません。

世界経済はこれからも長期的に成長していく。

その可能性を信じ、その成長の恩恵を
受けるために投資をする。

私は、その考え方が最も王道で
最も再現性の高い資産形成だと考えています。

eMAXIS Slim 全世界株式ってどんな投資信託?

投資の対象: 全世界の企業(約47カ国、約3,000社)

中身の比率: アメリカが約6割。残りを日本、ヨーロッパ、新興国(インドや中国など)でシェア。 ちなみに日本が5%の2位です!
全世界なのにアメリカが6割。
アメリカの強さは計り知れません。

保有コスト(信託報酬): 年0.05775%(税込)以内
(100万円預けても年間約577円という業界最安クラス)。

制度の対応  新NISAの「つみたて投資枠」
「成長投資枠」のどちらでも購入可能。

自動で中身をアップデートしてくれる

オルカンは「その時、世界で勢いのある国や企業」の
割合を自動で増やし、衰退してきたところを
自動で減らすルール(時価総額加重平均)
になっています。
そのため、投資家が自分で国や銘柄を買い直す
必要が一切ありません。
正直これは本当にありがたいですよね。

なにより
「国選びのギャンブル」から降りられるということです。

「これからはアメリカ一強が終わるかもしれない」
「インドが伸びるかもしれない」といった未来の
予想をすべて放棄できます。

どこが勝っても負けても、最終的に地球全体の
経済が大きくなっていれば自分の
資産も増える
仕組みです。

コストが勝手に安くなり続ける可能性が高い

「業界最低水準のコストを目指し続ける」と
公約しているため他社が安いライバル商品を
出してきたら、自動的に自社の手数料も
引き下げて対抗してくれます。

未来は分かりませんが、買う側からすれば
これ程ありがたいものは有りません。

「中抜き」がない仕組み

オルカンは、自社で直接株を買いに行きます。
(ファミリーファンド方式といいます)

世の中には「投信の中でVTを買っているファンド」も
あります。
その場合、VTの手数料と自社の手数料
二重払いになります。

オルカンにはこの「一段ぶん」がありません。
だから業界最安クラスのコストが実現できています。

日本最大級規模

日本最大級の規模=つぶれにくいと言えます。

オルカンは、日本の投資信託で最大級の規模です。

規模が大きいと途中で運用終了になる
リスクが極めて低い。

長期で持つなら
「20年後もちゃんと存在しているか」は
地味に、でも決定的に重要です。

為替の手間とコストがゼロ

VTはドルで買います。
円で買ったとしても、ドル変換手数料が取られます。

円をドルに替えるときに為替手数料。
売るときも、ドルを円に戻す手間と手数料

オルカンは、全部円のままでOK。
余計なコストが減らせます。

VTとオルカン。実は中身が違います。

実はオルカンとVT 中身が違うんです。

違い①追いかけている指数(=中身の銘柄数)

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式) 
MSCI ACWIという指数。

大型株・中型株の約2,700銘柄
世界の株式市場の約85%をカバー

VT FTSEグローバル・オールキャップという指数。
大型・中型に加えて小型株まで含む約9,000〜10,000銘柄
カバー率は約98%

つまりVTのほうが「より全部入り」です。
ただし小型株の割合は全体の1割程度なので
値動きはほぼ同じ。
過去の成績もほとんど差がありません。

違い② 商品の形

オルカン:日本の投資信託。円でそのまま買えます。
100円から買えて配当は自動で再投資されます。


VT
:アメリカ市場に上場しているETF。配当は現金で受け取るので
再投資したければ自分で買い直す必要があります。
配当のたびに税金の処理も絡みます。(成長投資枠で買っていても
現地の10%は引かれます。)

違い③:NISAとの相性

オルカン
成長投資枠とつみたて投資枠両方で買えます。
毎月自動積立と相性抜群です。

VT
成長投資枠でしか買えず、自動積立や配当再投資が少し面倒。

何故今後もアメリカが強いと思うのか?

アメリカは、現在もGDP世界1位の経済大国で、
今なおイノベーションを生み出し続ける力があります。

人口、資金、人材、市場のすべてが大きく
しかも優秀な人材や資本が世界中から集まるので
新しい産業が生まれやすいんです。

だからアメリカは、「今すでに強い上に
これからも強さを維持しやすい国」
だと言えます。

地政学的な観点から見ても
アメリカには大きな強みがあります。

アメリカは東に大西洋、西に太平洋があり
本土が戦争の舞台になりにくい地理的条件を持っています。

さらに、世界最大級の軍事力を保有しており
長年にわたり世界の安全保障で中心的な役割を担ってきました。

そのため、他国がアメリカ本土へ軍事侵攻する
ハードルは非常に高いと考えられています。

もちろん、政治対立やテロ、サイバー攻撃など
さまざまなリスクは存在します。

しかし、国家としての抑止力の高さ
長期的な企業活動や経済の安定性を考える上で
一つの強みだと私は考えています。

そして
アメリカは、No.2を叩くのが非常に上手い国です。

歴史を見ると、アメリカの覇権に迫った国は
これまでに3つあります。

ソ連、日本、そして中国です。
ソ連に対しては、技術の輸出規制と軍拡競争で
経済を消耗させました。

日本が自動車や半導体で台頭した1980年代には
貿易摩擦、半導体協定、プラザ合意。

急激な円高もあり、日本の勢いは削がれていきました。

そして今、中国が半導体・AI・EVで迫ると、
先端半導体の輸出規制で技術の急所を押さえ
同盟国まで巻き込んで包囲網を作っています。

つまりアメリカは、正面から戦争をしなくても
通貨・貿易・ルール・技術で、
挑戦者の勢いを削ぐ手段を持っている
のです。

覇権国が自分の地位を守るための、構造です。

まとめると

  • 世界最大級の経済規模
  • 世界中から優秀な人材と資本が集まる環境
  • 世界トップクラスの技術力とイノベーション
  • 地政学的に有利な立地
  • 世界最大級の軍事力による高い抑止力
  • No.2を叩くのが上手い

これらを総合的に考えると
今後もアメリカが世界経済の中心の一つであり続ける
可能性は非常に高いと考えています。

これが長期的にアメリカを中心とした
資産運用を続ける理由です。

これも大切な考え方として
基本はメインストーリーを想定して運用する。

ストーリーが崩れても大丈夫な準備はしておく。
(オルカンを買っておく)

自分が変えれることに集中する。
自分の変えれない事は俯瞰して見る。

この温度感で丁度いいと思っています。

出口戦略:貯めた資産をどう使うか。

積み立てるのは分かった。

どうやって取り崩していくの?

その質問にお答えする為
ここでは出口をご説明していきます。

資産形成のゴールは「貯めること」ではなく「老後までの安心感」と
それを使って「老後を豊かにすること」です。

そこでここではその貯めた資金の出口戦略。その具体的な考え方として
世界的に有名な「トリニティ・スタディ」という研究データをご紹介します。

トリニティ・スタディとは?

1998年にアメリカのトリニティ大学の教授たちが発表した研究で、
テーマは極めてシンプルです。

「引退後、資産を毎年何%ずつ取り崩せば、死ぬまで枯渇しないか?」

過去100年近い市場データを基にシミュレーションした結果
導き出されたのが「4%ルール」です。

年間4%以内の取り崩しであれば、30年後に資産が底をつかない確率は95%以上という驚異的な結果が出たという研究です。

具体的なシミュレーション

例えば、65歳時点でインデックス投資の資産が5,000万円あるとします。

  • 取り崩し額: 年間4% = 200万円(月約16〜17万円)
  • これに公的年金を加えれば
  • 生活水準としては十分安定します。

理論上、残りの96%(4,800万円)は運用され続けるため
市場の平均リターン(約7%)が続けば、
4%使っても残りの3%分
資産はむしろ増え続ける計算になります。

「最悪の事態」をどう想定しておくべきか?

ただし、相場は常に右肩上がりではありません。
ここで一点、注意すべきリスクがあります。
それが「収益率の順序リスク」です。

もしリタイア直後の数年間に「歴史的な大暴落」が
来た場合、資産が大きく減った状態で
定率を取り崩し続けると
資産の回復が追いつかずに枯渇を早める可能性があります。

これが、成功率が「100%」ではなく「95%」である理由です。

この「最悪の5%」を回避し、より確実なものに
するための対策は3つです。

変動取り崩しの検討
暴落した年だけは取り崩しを
3%に抑えるなど、相場に合わせた柔軟な調整を行う。

現金クッション
暴落時に備え、2〜3年分の生活費を「現金」で持っておく。
株価が安い時は株を売らず、現金から生活費を出すことで
資産の回復を待つ。

NISAの活用
現在日本にはNISAという強力な非課税制度があります。
売却時の税金(約20%)がかからない分
実質的な成功率はデータ以上のものになる
可能性は高いかと思われます。

結論

為替リスクやインフレなど不確定要素はありますが
この「4%ルール」は大筋の強力な指標になります。

「平均して増える」という合理的な期待を持ちつつ、

「暴落時には少しブレーキを踏む」という
柔軟な構えさえ持っておけば、

老後のお金の心配はほぼ解消されると言っても
過言ではありません。

正しく学び、正しく取り崩す。
これが人生を最後まで楽しむための最高の戦略です。

ここで一番伝えたいことはここです。

どこかで心理的安全があれば 人はより果敢にリスクが
取れるようになる。

ということです。

失敗してもいいんです。
何もやらないよりはよっぽどマシです。

原則、人はやったことに関しては、ほぼほぼ悔やみません。
やらなかったことに後悔する生き物です。

リスク無き所にリターン無し。

再現性が非常に高く 
知っているかいないかだけの内容。

心理的安全を確保し果敢に攻める。

やらない手はないですよね?

最後に

ここまでお読み頂きありがとう
ございました。

私はまだまだひよっこですが
10年近く投資の経験があります。
そして
10年相場に居続けている人間の最適解と
大切だと思うことを書いてきました。

中身はこの記事の内容にそぐわない
アメリカのETFや個別株
日本の個別株や投資信託やリートなど
さまざまな資産を保有しています。

ただ、最終的にはすべて売却し
オルカン1本にまとめたいと考えています。

理由は、リターンは突出している訳ではありませんが
長期で見たときの安定感が魅力だからです。

また、将来資産を取り崩す際も
1つの商品だけを管理すればよく
シンプルで分かりやすいというメリットもあります。

以上で、資産管理・運用 実践編①②は終了です。

いかがだったでしょうか。

私は、お金の知識を身につけて行動すれば
かなりの人はお金に困らない状態を十分に
再現できると考えています。

資産を守り、資産を運用する。

基本は、この2つだけです。

今回の実践編①②を知り、行動した人と
知らずに過ごした人では、長い年月の中で
とても大きな差が開いていくと思います。

お金に困らないことは「自由持ち」を
実現するための重要な土台の一つです。

お金は人生の目的ではありません。
自由に生きるための手段です。

少しでも皆様のお役に立てたなら嬉しく思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

MS

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
MS
MS
プロフィール
経営者。会社員時代の違和感から独立を決意。現在は独学で学んだ海外輸出事業を軸に、その過程で得た知見をもとに、お金・幸福・科学・思考について発信しています。テーマは「お金持ち」ではなく、選択の自由、自己裁量権の最大化を最も重要とする生き方「自由持ち」。海外の最新論文や古典も交え、温故知新と実体験を掛け合わせ、本質をシンプルかつ再現性ある形で届けます。遠回りに見えて最短の道を選びたい人へ。
記事URLをコピーしました